エアクリーナーの有無、多分、パワーフィルター仕様だと思うのですが、それとYPVSコントローラーの事が書いてないのでノーマルコントローラー仕様としてお答えします。

まずシャーシダイナモでの測定ですが、後輪での測定ですのでクランク軸測定のカタログ値より駆動系のロスで落ちた値で測定されます。クラッチの滑り、ミッションオイルの粘度、状態、チエーンの状態で最悪１０％程度は落ちると思って下さい。

次にパワーフイルター仕様ですが、１年中同じメインジェットでは走れません。エアクリーナー仕様は１年中同じセットで走れるようになっていますが、それでも厳冬期は調子が良いです。パワーフイルターで冬場にメインジェットを合わせると夏場では空燃費は濃い状態になります。メインジェットでいえば4〜5ランク以上違うと思って下さい。

トシテックチャンバーですが、私は基本的にレース用だと考えています。ノーマル31Kエンジンのパワーバンド、5,500〜9,000rpmを高回転側に移行し、より高回転でパワーを出す仕様だと考えます。ノーマルのCDIはノーマルマフラーに合わせて進角特性が作られていますからチャンバーとは合わないでしょう。ノーマルのYPVSコントローラーも5,500rpm全閉、9500rpm全開ですからチャンバーとは合いません。なおノーマル31Kエンジンは55ps/9000rpmですからピークパワー時はYPVSは全開にはなっていない仕様です。

OSR-CDIは開発者の利楽猿さんが販売目的の製作はしていませんので、基本的に自作するしかないです。自作できない人はヤフオクなどで手に入れるか、利楽猿さんのHPとFacebookのヤマハ電装友の会を解析、ないし、時折ここで月猫さんが行うKitの有料配布の情報を待つしかないです。OSR-CDIのメリットは点火特性、YPVSの開閉をエンジン、吸排気系に合わせプログラミングできる事です。なお私はOSR-CDIには手を出していません。

参考資料として31Kと1UAのCDIとYPVSの特性の違いをUPしておきます。
(愛知県)

内側のカラー、使わないで流用出来そう、ですが↓
http://www.posh-faith.co.jp/products/index.php/item?keyword=%E3%80%80%E3%80%80H型ラバー&cell006=&cell007=&keyword_type=&cell003=メンテナンス&cell004=H型ラバー&name=H型ラバー%E3%80%80スペーサー付き%E3%80%80M8用+2pcs&id=934&label=1

＞月猫さん
転勤でなければ、お手伝いしたいところですが、、、、東京の2号機もフレームクラックで全バラ状態。