僕の場合、レギュレーターのパンクがすべての始まりでした。
普通に乗る分には不具合は感じません。
僕のバイクに起こった現象は、8000RPMより上で点火が不安定になり失火する状態です。
<特定する前にやったこと>
IGコイル新品交換
プラグ新品交換
点火/発電コイル抵抗測定
各コネクタ導通確認及びYPVS正常動作確認
プラグキャップ新品交換 等々・・・。
アイドリング時にはレギュレータ出力は14Vをキープしています。そこから回転数を上げていくと、レギュレーター出力が2V~4V位しか出ませんでした。僕が思うに、その出力電圧の不安定な状態がCDIその他に悪影響を及ぼすと考えます。例えば、テスターで測定できないような電圧、電流がCDIに流れる等・・・。
異常を感じた場合、タイミングライトで測定する方法が目で見える確認方法だと思います。バイク屋さんで貸してもらえると思います。
マニュアル通り、1800RPM/BDTC17度の合いマークを確認してから回転を上げていくとまず進角方向に点火時期が移行します。その後、一気に遅角しますが、遅角した点火時期が上下に移動し、定まりません。
このようになったら、CDIは壊れていると思います。
具体的に何度とは表現できませんが、高回転になり、点火タイミングが上下するというのは考えられません。
実際、ベンチテストした結果、その点火時期が上下する固有回転数のみで著しく馬力・トルク共に大きな谷が発生し、ピーク馬力・トルクにも影響がでていました。
問題のレギュレータを装着した状態で、コイル・ローター・CDIセットで交換しても、同じようにCDIが壊れてしまいました。
事実、レギュレータを外し、試していないCDI(壊れていないと思われるCDI)に交換したらトラブルは無くなり、想像以上の馬力アップに伴い、メインジェットが100番、筒が2ランクあがりました。笑
これはRZ-RだけではなくTZやNSRでも似たような現象が発生することを確認しています。また、レギュレータが良くてもバッテリーがおかしくても同じように不調になることも分かっています。
ほかにも要因はCDI及びレギュレータ内への水の浸入などいろいろと考えられますが・・・
ちなみに僕はすべてのコネクター、配線チューブ内をコーキングしてやりました。(原因を一つでも減らす為)
(バッテリーに関しては資料や情報が薄い為、お伝えすることは出来ません・・・。)
この症状は、出たり出なかったりしますので、気づくのに時間がかかると思いますので、お時間のある方や、回転上昇に不満のある方、加速に不満のある方は試しても良いかと思います。
なんとなく不調と思ったら!ぜひ確認してくださいませ!!!
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