不具合、、顛末記(-_-;)
アホな理由で不調になり悩んだ日々

<あらまし、、、、、>
 11月1日(土)、毎度のサタデーナイトの第三京浜保土ヶ谷PAに向かうべく出撃した。 今日は鶴耕さんにいただいた透明YPVSカバーのお披露目だ!
 普段なら装着して近所の走行で様子を見てから出撃するのだが、この時は時間も無く出撃直前に装着した。
 フラットなYPVSカバーなのでYPVSの稼動部と接触してるか微妙なクリアランスだったが、「まあ、いいや」で出撃。

 がしかし、、、、、、
 家から環八に出てすぐの立体交差の昇りで軽いノッキング発生!!!

 すぐ路肩に停車し、チョーク引きっぱなしか?ガソリン漏れてないか?チェックするも異常無し、、、、もしや、取り付けたYPVSカバーがYPVSに稼動部に干渉してるのか!?の不安がよぎり取り外ししようかと思ったが、こいつを外す小さなヘキサゴンは持ち合わせがない、、、、、、一瞬、帰ろうか?と思いましたが、ま〜いい加減な性格なので、「まあ、いいや。三京行けば誰か工具持ってるべ!」と思いそのまま出発。

 「エンジン回さなければ大丈夫だろう。。。。。。。。。。。。。」と思っていたのですが、、、、
 その思いはあさはかでした。

 三京に入り川崎インター過ぎた辺りで、急に調子が悪くなり4000rpm以上回らなくなってしまいました。。。orz
 「次の都筑出口までもってくれ〜!」と願い、ウインカー出し路肩走行。。。

 結局、都筑出口手前1kmでエンジンストップ。
 キックしてもエンジンは掛からず、、、、、、
 路肩なので整備チェックすること出来ず、ひたすら出口目指して押す。 ひたすら緩い昇り坂で超シンドイ!!(あばら骨もチャリでコケてヒビ入っていたのも更に悪夢)

 なんとか都筑出口にたどりつき、原因はYPVSカバーしかないと思い明るい所でYPVSカバーを破壊して、またキック!!!
 パィーン!!!!!とエンジン復活!!!

 やぱりYPVSカバーだったか!!!と納得し、都筑出口で再度入って保土ヶ谷PAを目指す、、、、、、フル加速し「いや〜直った!」と思った瞬間、またンモー!と減速、、、、、、、orz
 また、路肩走行し港北出口で降りて下道で帰ることにした。
 帰る途中のR246でも昇りでノッキングのような症状が何回かでた。

 久々のMY−RZRの不調に意気消沈の一日でした。

 真夜中に不調のRZRで路肩を押している時、三京本線をかっ飛んでいくバイク達、、、、、気分最低でした。
 でも、まあ自走で帰れて良かったです。
<原因究明>
 まあ、不具合が起きた時にまず疑うのはその前に触った場所です。ノーマルなら肉抜きされてるYPVSカバーをフラットな物に変えたのですから、120%ココを疑いました「YPVSの動きを阻害してサーボモーターが壊れたかな?」。
 早速、YPVSサーボモーターを分解してみました。ギアの欠けなどの損傷もなくキレイで問題なし。モーターがやられた可能性もあるので中古のASSYに付け替えました。

 軽く走行してみると特に不具合は起こりませんでした!「直ったー!!!!」
 早速、土曜夜にまた三京に出撃!
 特に問題ないな!!と思ったら、三京走行中にまたアクセルに違和感、、、、ンモモー!!
 
 直ってなーーーーい!!!!

 だが、今回はアクセルをあおればなんとかなったので、無理やり保土ヶ谷PAへ!
 保土ヶ谷PAにつき、来ていたヤマハ2スト乗りの方に笑われながらも話をすると、「清掃利用し続けているプラグじゃねーか?」、「YPVS左右ジョイントが緩んでんじゃない?」、「燃料系、キャブじゃない?」等々、、、色々お知恵をいただきました。

 その夜は整備する気にもなれず、下道でトロトロ帰りました。

 うううううっ、高速巡航しないと症状が出ないなんて、、、、なんて癖の悪い不具合だ。。。。

 しばらく、年末でいそがしくRZRもイジれぬ(乗れない)日々を過ごしましたが、、、、、12月28日、丸一日RZRを触れる日が出来た!!!
 原因はYPVSでは無いとすれば、次は燃料系だ!水か異物がどっかに混入したか!?、、と、キャブをバラして分解組み立てしたが、異常なし。
 燃料コックの燃料受けのカップも外しても水や異物も一切無い!どっちも気持ちイイくらいキレイだ。

 う〜、、、、、原因がわからーん???????と悩みながらもプラグチェック
 、、、、、あれ?何か変!?画像から分かりにくいですが、白く焼けている!!しかも、何かカラっとしていると言うか?セッティングが薄いのとはちょっと違うような、、、、、???

 去年の冬も同じセッティングで走ってチェックしているのに、ここまでプラグ色変わるか!?やっぱりキャブなのか!?油面か!?
 プラグをノーマル新品に交換し、焼けチェックするも似たような感じ。。。
 再度キャブを分解し油面チェック!!うううっ、異常無し!!
 もしかして、エンジン内部に異常はないかな?とリードバルブを外しピストンチェックするも特に異常なし!!

 「点火系なのかな〜?」と不調の迷宮に足を突っ込みかけた時、キャブを分解する為に外したガソリンホースをPRIにしてみると、、、、、、


 やったー!!原因判明!!!!これで直る!!



 ガソリンホースをPRIにしてみると、ガソリンがポタポタしか落ちてきません。純正のコックは異常がないので、その間に入れてある社外品(キジマ)の燃料コックを分解すると、、、、
 コック内部でガソリン通路が塞がれていてガソリンが少量しか出ない状態になっていました。

 あれやこれやと悩んでいましたが、、、、、、
 結局の原因はガス欠でした(恥)。

 よく考えてみれば、不具合に陥る前回からイジっているのはYPVSカバーといつも乗らない時はオンオフしている社外のガソリンコックでした。

 てっきりYPVSカバーのせいと決めてかかったせいで、原因究明まで大きな遠回りをしてしまいましたが、症状をよくよく考えればガス欠の症状でしたね。
 ガソリンはポタポタ程度では流れてたので街中走行では発見出来ず、高速走行でガソリンが多量にいる状況になるとガソリンが足りなくなってしまい、それでもアクセルを戻さないと完全にガス欠になりエンジンストップに陥ってしまったようです。

 まさか、社外コックが異物とかでは無くこんな要因で詰まっていたとは、、、、自分的には盲点でした。アホな不具合の事例としてUPしておきます。

  壊してしまった透明のYPVSカバーは何の原因でも無かったようです。壊してしまって、、、涙。せっかく譲ってくれた鶴耕さん!ごめんなさいm(__)m。
正常
ゴムの穴とアルミの穴が合いガソリンが流れる



不具合
ゴムの穴がアルミ穴とズレていてガソリンが流れない。


<追記>社外コックについて 2009.1調べ
 いずれもkijima製

 その後、社外コックを買い直そうと部品屋に行ったら、私と似たような形状はありましたが、同品はもう無いようです。同じ不具合があってカタログ落ちしたのかな??
 見た目は似ていますが、内部構造も私の物とは違う仕様になっているようです。
 ただし、ホース径が105-2111 6パイor105-2112 8パイしかありません。RZR(3HM以外)は7パイですので、どちらも寸法的に無理があります。
 とりあえず、これしかなかったので8パイ用を購入し、7パイホースで取り付け出来るように現在改造中ですですが、下記製品が売っていれば下記の品番の方がお薦めです。
105-2111 or 105-2112
 105-215で6パイ、105-216で7or7.5パイ、105-217で9.5パイ用です。 内部構造はチェックしたいところですが、RZR(3HM以外)なら105-216がホース径はぴったり合うと思います。  



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