リヤキャリパーを中古購入!
そして、分解清掃!

2014-5

 今回、2号機を組むにあたってリヤキャパー(3HM用)が手持ちでなかったのでヤフオクで中古購入した。
 外観はまあまあで落札額¥500と格安で落とせたが、、、、

 今までの経験でこの時代のヤマハ純正キャリパーは一度もOHされていなければほぼ中身は腐っている!!のでOHします。
 
 徹底的にOHするには分割分解してOHするのが一番である。
 固定ボルトは非常に硬いのでインパクトレンチを使うのが無難。昔はメガネレンチでやった時はエライ苦労しました。

 ダストシールとオイルシールの溝にはスラッジが大量に固着しているので右画像のように精密ドライバーを曲げたもので、このスラッジをそぎ落とします。
 一度もOHしていなければ、あり得ないくらいのスラッジが取れるはずです。
 キレイに清掃出来たら、ダストシールとオイルシールを新品にして組み立てるのですが、上記画像の赤丸部分のOリング!!!
 これは左右のキャリパーのブレーキオイルの通路のOリングなのだが、ヤマハ純正部品の設定がありません。
 今までこのOリングは恐る恐る再使用しておりましたが、TZR−OCのたかす氏よりカワサキ純正ならそこのパーツは出ますよとの情報を聞きこれを調達してみた。
 No.43049-1004  \270(2014.3)
 二つを比べるとパイは同じサイズで中古のヤマハ純正は厚みがヘタっているのが一目で分かる状態でした。
 ただ、カワサキ純正のはTOKICO用キャリパーの設定部品らしいので、取り付け後は重要保安部品であるとこから、オイル漏れが無いかは十分にチェックしてから使いたいところである。
 
 OHされたキャリパーはキレイで気持ち良いのであーる。

 ブレーキの引きずりも少なければ、走行抵抗も少なく更に走りも気持ち良くなるはずである!

 今まで一度もキャリパーOHしたことがなければ、是非清掃OHをご検討くださいませ!本当に酷いです!RZR純正キャリパーの劣化っぷりは!!!


おしまい


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