1、目的 |
10年以上前にKREEMで内部コーティングしてはいたのですが、ある日タンクを外した時に小さな点錆を発見して、擦り落そうと擦ったらガソリンが漏れて来てしまった(TT)。
タンクキャップから中をのぞく限り、コーティングはしっかりしている感じからして補修時にピンホールの穴があり、塗装で漏れが止まっていたようである。大事ではなさそうなので、早速部分補修することとした。 |
2、工程 |
錆取 ⇒ 穴塞ぎコーティング ⇒ 塗装
点錆 |
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ピンホール |
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極僅かな点錆なのですが、、、、、、、、、ガソリン漏れてきちゃいました(>_<)。
ペーパーで錆を落すと0.5mmくらいのピンホールが開いていました。
ピンホール部以外に錆のダメージは無いようなので、一安心でした。 |
<準備品>
錆取り剤:クレの錆取りクリーナー
コーティング剤:POR15 MCタンクシーラーとガラスクロス
塗料:イサム塗料のエアーウレタン
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まずはクレの錆取りクリーナーでキレイに錆落し。 |
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表面のコーティングはmixiで相談していたら、ワコーズのタンクライナーが良いよ!と何人の方からか言っていただいたのだが、ナップスで¥6,000ほどしていてピンホールを埋めるだけでは財布がちょっと痛い(>_<)。
結局、236mLで¥2,000くらいでPOR15 MCタンクシーラーがネット購入できたのでこちらを使用しました。
フタの部分が固着しているようで、キレイに外れませんでした(-_-;)。今回は極少々しか使用しなかったので、小型のペンキ缶に残ったのは詰め替えました。
溶剤はドロっとしています。底部に塊のようになっているものがあり使用前に良く攪拌する必要があるようです。
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まずはタンクシーラーを刷毛で一度塗り、とりあえずピンホールなのでこれでもOKな感じではあるが、、、 |
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今後ありえる作業(少し大きな穴補修の想定)も検討しておくべく、ガラスクロス補強もやっておくこととした。
まずは生渇き状態でカットしたガラスクロスを乗せて、更に少し固まったら刷毛で塗装。 |
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一晩放置で硬化しました。結構強度はあります。
以前にクラブマン2スト本に載っていた通りに5mmくらいまでの穴であれば、このガラスクロスで補強する方法で補修出来ると思います。
更にもう一度刷毛で塗りました。都合三度塗り。 |
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塗装前に軽くペーパーで仕上げました。
これならもうガソリン漏れも大丈夫でしょう。 |
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最後にガソリンにも強いウレタン塗料で仕上げます。
イサム塗料のエアーウレタン(スプレー)を使いましたが、このスプレーは10年ほど前に購入した物だったのですが、いざスプレーしようとすると中のガスが抜けてしまっていてスプレー出来ません(>_<)。
缶を振ると中の塗料は硬化していないようでシャブシャブ音がしているので、缶に穴を開けて刷毛で塗装しました。刷毛塗りなので、強度アップ兼ねて極厚塗りしちゃいました。
そして、、、完成!! |
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3、期間 |
H24.10 錆落しからコーティング、塗装まで2週間ほど |
4、予算 |
購入したのはタンクシーラーの¥2000程度だが、手持ちの錆落しや塗料も入れれば¥5-6000くらい? |
5、材料 |
使った補修材料は家にガレージに転がっていたガラスクロス端材 |
6、結論 |
・裏面のピンホール程度なら簡単に修復できる。
・どんな小さな補修でもシーラーやウレタン塗料など専用品が必要なので、案外お金がかかる。
・作業が終われば不安なくまた乗れる(愛着も更に沸く)。 |
7.その他 |
専用品での作業なので、ピンホール程度ならしっかりやればまずガソリン漏れは直ると思われます。ただし、タンク内が錆びているとかのマイナス要因は排除しておく必要があります。。 |