※レストアしたのが、10年も前の話なので良い画像がほとんどありませんm(__)m 再レストアする機会がありましたら、画像アップ致しますm(__)m |
まず、基本的にストリート&峠ユースであれば、特に補強は必要ないと思います。この時代の鉄フレームはフレームがしなることも計算の上での車体構成になっています。目的も無く、むやみに補強を入れるのはかえって乗り心地が悪くなるようです。 ただし、足回り改で剛性のある倒立フォークにしてフレームが負けてしまう場合や、サーキットなどで極限の速さを追求する場合にはフレーム補強もおこなうことが多いようです。 レストアのレベルではフレームは再塗装程度に留めましょう。フレームをキレイ(塗装)するとバイクも見違える様にキレイに見えますよ。 乗ってるバイクを全バラにして塗装するのは大変ですが、レストア車なら全バラにもしやすいでしょう。ヤレる時にヤレることはやってしまうのがレストアでは吉です! |
a、塗装の基本は下地作りから... @汚れを落とす。 |
まずは油&ホコリ汚れを洗剤で徹底的に洗い落とす(特にスプロケ、シリンダ排気側、オイルタンク近辺のフレームがオイルで汚れる)。 また、フレームに溶接されているステーの端なども歯ブラシを使ってキレイにする。 |
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a、塗装の基本は下地作りから... Aサビ落とし&ペーパーがけ。 ※塗装の成功の秘訣は下地作りにあります。完璧なレストアを望むのであれば、下地はサンドブラストが良いでしょう。 また、塗装もプロによるウレタン焼き入れや、高価ですがダイヤモンドコートなどにした方がウレタン缶スプレーよりはるかに耐久性はあります。 |
塗装の密着を良くする為に、耐水ペーパーの600番くらいで、全ての部分をペーパーがけする。 サビの部分は重点的にかけサビは完全に落とす。
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a、塗装の基本は下地作りから... B脱脂作業&マスキング。 |
本当はアルコールなどが良いのでしょうが、中性洗剤でよく洗って、自然乾燥した。 ステムシャフト部は塗料で、ベアリングが入りにくくなるとイヤだったので、マスキングをしました。 なお、この時は手の油分が付かない様に、手も良く洗って作業する。 |
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b、塗装準備 @口上 |
本来は下地塗料として、サフェイサーなどを塗装して、さらにそれを水研ぎして最終下地を作ります。 私(管理人)は、横着者だったので元々ある51Lの赤フレームの上に直接赤色をスプレーした方が発色がイイと考えて、下地塗装はしませんでした。下地処理もペーパー掛けである程度は出来たつもりだし.....まあ、コレで10年以上個人的に満足出来るレベルでキレイさは保ってます。 |
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b、塗装準備 A用意するものと、注意!! |
私は住んでる場所の都合上、野外(道端)塗装しました。 用意するもの:ウレタンスプレー(東急ハンズにて購入)、下に敷く新聞紙。塗料が風で流れないようにダンボールで壁を作れればなお良し。 注意として、野外では風の強い日と、雨上がり等の湿度の高い日は絶対止めましょう。いづれもキレイに塗れません。 一般の販売店で購入出来るウレタンスプレーとして、デイトナ製エアウレタンやイサム塗料製エアーウレタンがあります。 |
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c 、塗装するのだ! |
塗装粒子を細かくする為、直前まで、スプレー缶を温水に入れて暖め内部圧を高めます。 そして、最初はシートレールなどの見えない部分で練習しながら、見えるメイン部分へ。 コツは、いっぺんに仕上げるのでは無く。1回目は薄く全体に塗装して、2〜3回目の塗装で仕上げます。塗料は垂れる寸前が一番光沢が出ます。この辺は経験が必要かも.... とにかく、丹念に塗り残しの無いように塗ります。たぶん、スプレー缶3〜4本は必要だと思います。私は2本でやったら、足りなくなりました。 |
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d、乾燥させて完成(^O^)!! | 自然乾燥なので、塗料を完全に乾燥(硬化)させる為に、3日はそのままにしました。 |
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