ＲＺ２５０Ｒ−レストア記１８
　キャブレター編


結構サビてるぞ。。。。。(ーー;)

	前々回より、、、ヤフオクでテールカウルを落札したら、出品者が以前ＨＰに出入りしていたちゅうさんであった。 　ご好意でテールカウル以外にもいくつかパーツを送料だけでいただいてしまった。 　その中に強制開閉の３ＨＭ用キャブレターがあった。 　外観はかなりのサビが発生していて、リンク（バルブ）も動かない。 　ただ、強制開閉のキャブレターのパーツはいくつか手持ちがあるから、もしこのキャブレターが直せて使えればラッキー！で、レストアしてみることとなった。 　まずは、ドレーンを外して見ると、、、、、、いきなりガソリンでは無く水が出てきた　(ーー;)。 　サビ色では無い透明なただの水なので、比較的最近進入したものであろうか？ 　外観がサビサビなので、中の状態も一抹の心配がよぎる。。。。
	恐る恐るフロートカバーを外してみると、、、、、 　なんと言うことでしょう！ 　左側は若干メインジェット周りに変な汚れが固着しているものの、それ以外はかなり極上の程度。 　このキャブレターならきっと使える！
	こっからは手馴れた作業。。。。 　キャブレターを全バラにします。 　ここで一つの注意が、、、　個人的にキャブレターレストアで気をつけたいことは「スロージェットが外せるか？」だと思う。 　これが外せないと、結局どうにもならない。 　スロージェットさえ外せる程度なら、あとのパーツが固着していても、それはさして敵ではないと思う。 　スロージェットは事前にラスペネなどの潤滑剤吹きまくって、サイズのしっかり合ったマイナスドライバーでグーッと押し付けながら、外れろ〜！と念じながら外すのである。 　今回は上記の程度の良さではあったが、気を抜かず作業！！ 　固着していたリンク部も含めて、無事全てのパーツを分解することが出来た。
	しかし、今回問題なのはサビサビになってしまっている外観パーツである。リンクアームとアイドルスクリュー部はボルトが完全にサビで固着している。 　パワージェットの口部分もかなり錆びていて再利用はしたくないレベルだ。 　いずれのパーツも純正部品はキャブレターＡＳＳＹでないと出ないパーツだし、そのＡＳＳＹもすでに販売終了だ。 　普通なら万事休すではあるが、管理人は捨てられない症候群の病気持ちだ（笑）。 　ガレージのガラクタ箱をあさったら全てのパーツが出てきた（笑）。 　パワージェットの口部分なんて本体は捨てたが、圧入されているこの部分だけ抜き取って保管していた丁寧さだ。この変態さ、自分で自分を褒めてあげたい。 　たぶん、ガラクタ箱に放り込んで１０年以上経って、ついに使う日が来たのである。 　これでは、ますます捨てられない症候群になってしまいそうだ！
	そして、全てのパーツをキレイに洗浄して、、、、、組立て！ 　メインジェットは今回使わないサイズが付いていて、使いたい純正１５５番は手持ちがなかったので、これはＤＲＣの非純正品を購入した。ブリーザーパイプのガイドは錆びて使えないので、これはそのうちに購入しよう。 　ほぼ全てのボルトはサビサビなので、これも手持ちの中古品に交換。 　そして、同調がしっかり出るようように丁寧に組み付けて完成である。 DRC/メインジェット 汎用 　今回のレストア、、、内部の劣化が想像以上に無くキレイだった為、手間も余り掛かることはなかったのは運が良かった。 　あらためて、ちゅうさんありがとうございました！！感謝m(__)m

キャブレターも準備出来たぞー＼(^o^)／





そして、車体に取り付けた＼(^o^)／

	ちなみにＮＳＲ（ＭＣ１８）のラジエターの取り付けに際して、デイトナの１９ｍｍホースジョイントを使用した。 　ウェイビックで購入＠１，１８４×２ 　今回はストレートを２個を買ったが、ストレート以外にも４５度と９０度曲がりもあるので、ホースの取り回しのうまくいかない時は曲がりのあるものも重宝すると思います。 　寸法も１９ｍｍパイを購入しましたが、右側のウォーターポンプ側はワンサイズ上の２２ｍｍでも良いかもしれません。事前にホース径を計って選らぶと良いと思います。 　材質はたぶんステンかな？アルミかＰＶＣなら代替になりうるパイプ素材もホームセンターで探せばありそうですね。まあ、こちらは専用品なので抜け防止のリブとバンドも付いています。 DAYTONAデイトナ/ホースジョイントパイプ 汎用　ストレート19mm DAYTONAデイトナ/ホースジョイントパイプ 汎用　45度19mm　 DAYTONAデイトナ/ホースジョイントパイプ 汎用　90度19mm
	右側はノーマルホースでは届かなくなってしまうので、ノーマルと我が家にある適当なホースを切って寸法調整して、ホースジョイントで接続して取り付けました。 　ＮＳＲラジエタ側は１９ｍｍパイでほぼジャストなのですが、ＲＺＲのエンジン側は若干径が大きいようで、こちらは２０〜２１ｍｍパイになります。ここはしょうがないので、無理矢理バンドを締め込んで取り付けしています。 　ちなみにリザーバータンクはキッチンで使わなくなったポリボトルをとりあえず取り付けていますが、１号機はポカリの２００ｍｌミニＰＥＴボトルを使っています。こっちの方が見た目良いのと、リブがあるので車体への固定も楽なので、どっかでポカリのミニボトル売ってたら買って交換予定。
	左の取り付けはノーマルとはまったく異なります。 　ＲＺＲ情報局ではＴＺＲ−３ＸＶのホースがバッチリらしいのですが、３ＸＶ純正新品はすでに販売終了ですので、我が家のガラクタ箱から取り回しの良さそうなホース２本選び、それをホースジョイントで接続して取り付けました。 　 　こちらは１９mmパイで問題ありません。 　ちなみにシリンダヘッドからのバイパスホースにはメクラ栓にしました。その代わりにサーモスタットには曲げ加工をして、全閉になっても完全に閉まりきらないようにしました。 。
	左画像のネック部にはまるプラスチックカバーはホースの部分切って逃げを作って取り付けました。 　ここのカバーを付けないでいる方も結構いますが、個人的にはあった方が格好イイと思っていますので、ちゃんと取りつけます

適当なカウルをとりあえず取り付けていますが、結構形になってきた。
マフラーも取り付ければ始動確認も出来るのだが、、、、

しかし、近くて遠いゴールです。まだまだです。

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おしまい

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