ＲＺ２５０Ｒ−レストア記１０　
色々パーツを付ける編　２（オイルタンク）

さてさて、ちょろちょろと小物をフレームに取り付けているのだが、オイルタンクは元々付いた物を取り付けるだけと思っていたら、、、、 　ステー部にクラック発見！！！ちょっと力入れたら折れちゃいましたよ。。。。とほほ。 　もう一方のステーも小さなクラックが何ヶ所か入っていました。 　オイルタンクはヤフオクにも中古品は多々あるし、新品も入手可能（No.29L-21751-00　＠５，９４０）ではあるが、出来るだけ出費は抑えたいのでまずは補修してみることとした。 　ただ、このオイルタンクの素材はＰＥ（ポリエチ）かＰＰ（ポリプロピレン）と思われるが、一般的な接着剤はまず相性が悪く接着出来ない。カウル補修で使えるプラリペアも相性が悪く補修剤として使えないそうだ。 　半田コテで溶かしたり、熱した針金を骨代わりに刺してみたりと昔ながらの方法は知ってはいるのだが、グーグル先生に聞いてみたら、、、、時代の進化はスゴイ！かつてはこれに付く接着剤はなかったが、今はそれがあるらしい！ 　早速購入してみた。

	買ったのはセメダイン　瞬間接着剤ＰＰＸセットと言うもの。 　「今までつかなかった物が強力に接着！」と心強いキャッチフレーズが付いている。しかし、ホームセンターの瞬間接着剤コーナー内でずば抜けた高価格￥１０００くらいしました。 　使い方は画像上のペンタイプの物がプライマーで、これをＰＥに塗ったあとで、画像下の瞬間接着剤でつけるだけである。 　ちなみにこのプライマーは超即乾の液体でした。長期保存ではいつの間にかに揮発して使えなくなってしまう場合もありそうです。
	早速、使ってみた。　 　極めて普通に接着出来た！！！！ 　強度もある程度はありそうだ。すごい！！ 　ただし、ステー部分なのでこれだけと一抹の不安があるので、補強もしておくことにした。 半田コテで接合部分を溶かしてさらに溶着させました。 やすりで面出し。 t=0.5のアルミ板から補強プレートを切り出し。 補強プレートとワッシャーを準備。
	ステーの裏面に切り出した補強プレートを、表面にワッシャーを使い瞬間接着剤ＰＰＸセットで接着して強度アップしてみました。
	そしてフレームに取り付けました！！ 　強度的にも結構ガッチリやったのでたぶん大丈夫だと思う。 　クラックが入った理由はボルトを強く締め付けすぎだったのか？素材的にもう耐久性がないのか？転倒かなんかで力が掛かってしまったのか？、、、今度折れるとしたら、補強の無いステー部の根本となるので、今後はちょっと注意しておこう。 　今回パーツ検索してオイルタンク周りの純正パーツはタンク本体やキャップやオイルゲージなどまだ在庫はあるのだが、フレームとの台座になるダンパ（No.29L-21746-00）だけは販売終了なっている。 　フレーム単体にした時にくれぐれも無くしたり捨てたりしないように要注意です！ 　これを付けないでオイルタンクを取り付けるとステーに力が掛かり過ぎて、ステーが折れやすくなると思います。 　取り付ける時もタンクが浮かないように取り付けて、もしダンパとの間に隙間が開くなら薄いスポンジでもタンクに貼り付けるといいでしょう。 　ちなみに後期型にはその部品設定（No.2X6-24183-00、ダンパ,ロケーテイング 3　＠２７０）があります。
	なお、パーツ検索していて、、、、 　純正のエアクリーナーですが、スポンジとキャブとのジョイントはまだヤマハより純正部品出ますが、それ以外の本体の樹脂パーツはほぼ全滅でした。 　今回はこの車体についていたものを使用しますが、ブタ鼻部分は短く加工してあって、それはいいのですがカチカチに硬化してしまっていたので、交換しようと思ったのですが販売終了でした。。。。中古はある程度出回っているものではありますが、こうして見ると販売終了のパーツが本当に多くなってしまいました。

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おしまい

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