RZ250R−フロントフォークOH
完成した2号機ですが、機関は絶好調ではありますが、右のフロントフォークからオイルが漏れてきました、、、、 とは言っても、このフロントフォークは手持ちであったのを装着しただけだったので当然ノンOH。 しかも、いつオイル交換したのか覚えていない。。。。。。汗(これではいかんですね) で、この2号機のフロントフォークなのですが、アウターが3HMでインナーが長さを詰めるために51Lのもので組んでいます。 この組み合わせではパーツとしてオイルシールやアウターのメタル類は3HMでインナーチューブに付くメタルは51Lを使っています。 そして、3HMのオイルシールは個体差があるかもしれませんが、自分の知る限り寸法公差の関係からか?RZRシリーズ中で3HMだけは非常にきつく入っていてインナーを抜くのに難儀します。 かつて苦労した記憶から、もう手こずりたくないので今回はプロの手を借りることにしました。 お店は我が家から近く西新宿にあり、古くからお付き合いもあるガレージUCGさんにお願いしました。 UCGオーナー牛島さんはヤマハGX400オーナーであり、ヤマハ旧車に対しても知識は十二分にある方で、全日本に参戦しているレーシングチーム森のくまさんのメカニックとして参加経験もあり、技術面も頼りがいのある方です。 今回、交換純正パーツは全て持っていたので、フォークオイルはお店にある円陣家至高のABSO Rにしようと思いましたが、在庫の関係でグレードアップしてABSO RRにしました。 ABSOのフォークオイルはマルチグレード、、、一体どんな感じになるのか!? 事前の予約であればフォークのOHなら3時間ほどで作業出来るので日帰りで立会い出来ますよ。。。。とのことなので、当然立会いでお願いしました。 やはり自分のバイクをイジられるところは自分の目で見ておきたい。 入庫して早速作業開始、、、、さくさくとバラされていきます。 そして、フロントフォーク(オイルシール)抜き、、、、、、左側は以外と簡単にスコーンと抜けました(あれ?)。 しかし、右側はやはりなかなか抜けません。 牛島さんも「キツイ車種があるのは知ってますが、これもキツイですね。。。。」 コーン、コーン、、、、とやり続け、ちょいと汗を掛かれたところで右側もスコーンと抜けました。 この抜けないのが嫌で今回作業依頼しましたと打ち明けたら、、、、、「なぜ?ほとんどイジっているけんぽんさんがウチ(お店)に持ってきたか、、、、、それも分かった。」(大笑) 難所が過ぎてからの作業はさすがプロ、、、、すばやく、手抜き無く、確実に、、、、見ていて気持ち良い作業でした。 組み込みもただ組むだけではなく、フォークがスムーズに動くよう色々調整して組んでいるようでした。車体を預けてガッカリするプロもいる(らしい)昨今、気持ち良く預けれるプロがいるのは旧車オーナーとしても心強いです。 で、3時間も掛からずに作業は終了。 早速、感触を確かめつつ自宅へ帰るのですが、、、、、近年手を入れておらずオイルも相当劣化していたせいもありますが、あまりの激変振り感動です。 フロントサスペンションがちゃんと仕事をしている!!と言うのが第一印象です。 良いリヤサスを入れた時と同じ感覚、、、、サスが動いている感じが余りしないのにとても乗り心地が良い! 今まで第三京浜を東京側から乗って、多摩川を渡るとしばらく道路の継ぎ目のキャップがある区間が続きます。今まではギャップ通過時にちょっとおつりがきて不快な感じではあったのですが、これが見事にフロントサスペンションで吸収されており、あの不快な感じはなくなりました。 良いサスペンションにするのは速く走るだけではなく、安全に走るためにも重要な部分だと再認識。 チューニングと言えばエンジン関係に目がいきがちですが、サスペンションも手を入れると走りが激変します。ヘタにエンジンをイジってちょっとパワーアップしたよりも峠を速く走れると思います。それだけ重要な部分だと思います。 足回りがおざなりの方、、、、ここでちょっと足回りも見直してみるにも良いと思いますよ! 今回感じた部分はABSO RRの凄さなのか、ガレージUCGさんの作業力なのかは分からないが、きっとどちらも良く相互作用の結果なのだろう!時にはプロに預けてみるものだと思いました。 そして、プロの作業を少しでも真似れるよう自分の作業にも取り入れていきたいと思いました〜。 それとフォークオイルも距離管理して定期的に交換せねばと反省。。。。。 ガレージUCGさん、、、作業ありがとうございました!バッチリです!! |
おしまい
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