としよりのひとりごと 投稿者:ぜのた  

 若い人にも2ストライダーがたくさんいらっしゃって、とてもうれしく思います。でも、RZRは製造中止から15年経とうとしています。単車を機械として考えると、15年経って壊れないのは不思議ですよね?

 昔から「乗ることが最大の整備」といいます。少しスキルがあれば調子の悪い車を治せますが、その好調を維持していくのは難しく、車の調子の細かい変化を見つけねばなりません。
 それにはその機械の本来置かれるべき状況、詰まり走行中に見つけるのが良いのです。放っておくと腐ります。

 私は免許を取得後DX250、RD90、RD125、RD250、RZ250、DT200R、
1KT、TDR250、SDR、RZV500Rとヤマハ2ストばかり乗ってきました。RZRはRR3台転がっています。もう2ストにしか乗れない体です。

 RZはもう20年付き合って来ましたが、はじめそのつくりの悪さに閉口し、強度の低さと故障の多さにあきれました。確かに面白い車ですが、個人的には名車と呼びたくありません。
 しかし、ここ3年で手に入れた憧れのRRは、紛れも無い名車でした。エンジンと足回りのバランスがよく、ヤマハ独特のハンドリングとあいまってコーナリングが楽しい車でした。
 整備性の悪さ(キャブが外しにくい・1XGはヒューズがタンク下)とブレーキの非力さはいただけませんが・・・。
 そのRZRも、若者のファッションの一部に取り込まれることがあります。バイクの乗り方は人それぞれでいいのですが、正しい乗り方というのはあります。設計時に想定された乗り方です。
 セパハンでは腰が痛いといっている方々、一度正しいフォームで乗って見て下さい。きっとRZRの新たな魅力を見つけられますよ。


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