RZRの省電力化

 最近では、アフターパーツへの交換として、ヘッドライトのHID化各ランプ類のLED化による省電力(+高光量)化するのが結構流行っているようです。

 現行の市販四輪やバイクでもメーカー採用されている車種もあり、今後は消費電力も少なく、玉切れも少ないこういった次世代ランプ類が主流になってくることでしょう。

 MY−RZRについても、全てを次世代ランプ化した訳ではありませんが、リーズナブルに出来る部分からLED化を中心に省電力化してみました


※RZRで総LED化等の省電力化した場合、逆に発生した電力が余り過ぎてレギュレーターへの負担も掛かってしまうかな〜?なんてことも考えられます。(トラブルは聞いたことないですが、、、、)

●事前にLEDに関して
 LED購入に関しては、左画像のように12V用抵抗入り+配線付きで売っている物があり、これを使用すると電気音痴でも簡単です。私が購入したのはヤフオクで1個@100程度でした。(vf:3.6V、if:25mA 7000mcd、W換算約0.3W)  ※参考:ヤフオク>バイクパーツ>LED
 大量に使用したい場合や基盤に取り付ける場合などは、やはりLED&抵抗は単体での購入になるかと思います。LEDは50〜100個単位で購入すれば、単価は格安のようです。
 
 LEDには極性があります。 +極 に+電流を流さないと点灯しません。−につないでしまうと爆発の危険性すらあるようです。
 
 また、LEDの光は非常に直進性が強いという性格があります。
 画像下の左の光り方のLEDで光角60°くらいですが、これですと横からの光りの視認性は非常に悪いです。その代わり正面からの光りは直視出来ないほど眩しいです。
 そのまま、この光角のLEDをバイクのランプ類に流用すると、一定の角度だけやたら眩しく、それ以外の角度から見ると、明るくないので勝手が非常に悪いです。

 画像真ん中の右のようにLEDのヘッドをヤスリで平らにしてペーパー掛けしてあげると、画像下の右のように光りが拡散しますので、使用用途に合わせてLEDヘッド部を加工する必要があります。
 なお、高価な物ではありませんが、LEDの頭にシリコンカバーを被せる「拡散キャップ」なるの物やヘッド形状が特殊な拡散TYPEのLEDも販売されているようです。


とっても明るいっす!
●ヘッドライトの省力化

 四輪のHID流用で省電力化済

 55W→30W相当へ、明るさは3倍くらい??効果絶大!

 明るさはノーマルに分があるかもしれませんが、視認性はLED独特の発色から悪くないと思います。
●ヘッドライトポジションランプの省電力化
 上記購入のLED(12V)を使用して、ノーマルのバルブを分解して取り付け加工します。
@尻のハンダ削り
Aレンズ割って分解
B組み立て前
C組み立て中
Dハンダ付け
Eホットボンド隙間埋め
F完成(^O^)/

 3.4W→約0.3Wへ、LED1個だけだと、さすがに明るさはちょい暗いか??

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注:
 オイル警告等などのポジションランプは、うまく点灯しないなどの問題が出て、LED化は現在保留中ですm(__)m
●メーターバックライトの省電力化
 51Lメーターのバックライトは3.4W×5個付いています(1AR以降は4個だったかな?たしか、左画像の※部分のバックライトは無く、めくら栓で止めてあったはず)。
 このバックライトはノーマルでは差し込み式のウェッジ球を使用しているので、そのソケットにLEDを差し込めるようにして取付けしました。
@ソケットから配線を引き抜く

ALEDを差し込み出来るように加工
B完成

 ただし、このまま取り付けただけでは、LEDの光りの直進性からノーマルよりかなり暗くなってしまいますので、メーター内に入っている遮蔽板を取り外します。
 遮光板を外すことにより、当たり前ですが照度の部分的なバラつきがあります。私にしてみりゃ気にならないレベルですし、ノーマルと比較してもかなり明るくなっています。
Cそのままだと暗い(ーー;)
D遮蔽板取り除き
E完成(多少照度ムラ有り)

 17W(3.4W×5)→約1.5W(0.3W程度×5)へ、照度バラつきはあるけどかなり明るい。


ノーマル27W×2リレー
●ウインカーの省電力化
 ここもLED化するのが流行ってますが、LED化した場合にはウインカーリレーもそれに対応した物でないと点滅しないそうです。自作するにも費用や手間を考えると(ついでに電気音痴だし)、、、ちょっとLED化には二の足踏んでますm(__)m

 ただし、RZR(29L〜1XG)までのウインカー球は27W×2個(前後)×左右です。結構、消費電力が大きいW球が入っています。
 これをW数の少ない物に変えます。私は10W球に交換しました。ただし、単純にW数を下げただけではうまく点滅しませんので、ウインカーリレーもそのW数(10W)に対応した物に交換しています。ちょうど、原付のウインカーリレーがあったのでこれを利用しました。

 52W(27W×2)→20W(10W×2)へ

 ※3HMではノーマル状態で既に上記対応済でW数も低い物になっています。 
 ※4個のW数は必ず同じW数にしないとちゃんと点滅しません


照度の画像は
そのうち掲載m(__)m
 
●テールランプの省電力化
 当初、LEDを大量購入して自作しようと考えましたが、、、、掛かるパーツ代と手間を考えると(ついでに電気音痴だし)、、、、完成しているボルトオンLED球で対応しちゃいました。

 ちなみにボルトオンタイプは、バイク用品店だと使っているLED数により価格にバラつきがありますが、まだまだ高価で1球¥1,800〜¥3,000くらいします。

 私はヤフオクでメーカー品ではありませんでしたが、LEDを1球あたり24個(前18個、横6個)使用している物を購入しました。2球SETで¥2,000程度でした。
 購入したLEDランプポジション状態で減光して、ブレーキスイッチからの入力でフル発光するようですが、この光の強弱の差が弱いです。夜ならまだ良いですが、昼間はブレーキランプが点いているのか良く分かりません。イマイチです(ーー;)

 12V27/8W×左右→W換算不明(調査中m(__)m)

 やっぱ自作するっきゃないのか〜!

 とりあえず、これだけやってみたら、弱っていたバッテリーがそれ以前のように弱らなくなりました。また、停車時のウインカーでの各ランプ類の減光も、その度合いがかなり少なくなりましたよ!


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