スピードメーターの異音と針踊りについて、異音は分解しての注油で直せることが分かりました。

針踊りについては内部のシリコンオイル切れが原因までは分かっているのですが、今まで小手先での補修では根本的には直せておりません。
http://www.geocities.jp/kenpon123/sub2-0-35.htm
上記でシリコンスプレーして直ったと思ったのですが、しばらくしたらやはり針が踊りだしてしまいました。

プロのメーター修理屋さんがいる世界ですので素人にはなかなか難しいのかもしれませんが、出来る限りあがいてみたいと思っています。
今回は問題の原因がどこにあるかジャンクメーター使ってアプローチしてみました。そのメモ書き。

１、針踊りの原因となるシリコンオイル切れの場所は針を外して出てくる真鍮ナットの奥にあります。
２、距離メーター部を無理矢理取ってみると、、、、シリコンオイル漏れまくり、これは逆さに保管していたとかの状況からこうなってしまったのか、、、
シリコンオイルの粘度はかなり高目です。グリース状にねっとりしています。
３、素人にキレイに外せないカシメのフタを壊して外します。ここもオイル漏れまくり、、、

４、ゴムのフタがしてあるので、これを外します。更に銅のフタが見えました。
５、銅のフタを外してようやく内部にアプローチできました。

分解補修は素人ではダンパーオイルの交換まで行うのは、なかなか難しい感じがします。。。
針の位置を指針ズレが無いように戻さないといけない。
全バラするためのカシメが素人には外せない。
シリコンオイルの粘度及び量がはっきり分からない。

とりあえず、１の真鍮ナット外したところで適当なシリコンオイルを流しこんでみようか、、、
固めの粘度では流れていかないので、柔らかめの粘度で流し込んで周りの固まっているオイルをふやかす感じかな〜。

うーーん、メーターは難しい。

けんぽんさん、
ラジコンカーのオイルダンパーに使うシリコンオイルは色々な硬さがあります。
タミヤの番手で#800〜#1000あたりだとかなり硬いです。
#900は透明なので最も適しているかもしれません。
3本セットでも定価700円!!
ただ、メーター用としては一生使いきれない量ですけれどね(^_^;

ラジコン＆バイクが趣味の友達がこれを入れてもう６年過ぎたけど何もなく普通に動いてる様です。

ケンポンさんに以前、伝えたのにな〜？（笑）
(神奈川県)

その後ですが、、、

結局、針が壊れてしまったので、前回の穴からの注油どころではなく全バラとなりました。
針はネット見たフォークで外す方法で、、、取れた針は瞬間接着剤で補修、針の赤色も飛んでしまっているので、マッキーで色塗りました。まあ良い感じ！

トリップメーターも無事取れました。片側だけ外せば抜き取れました。
サイドから針の根元が確認出来ましたが、オイル漏れはまったくありませんでした。
とりあえず、ガイドの中空ボルトが抜き取れるまでバラします。

試しにメーターのケーブルガイドに寸法の合うドライバーを突っ込んで回してみると、、、、異常に硬い。
上記でオイル漏れもなかったので、もしかしたら指針異常はここも関係しているかも。
パーツクリーナーで洗浄して、軽く回るくらいまできれいにしました。最後に組み立てる時はグリースをしっかり押し込んで注油しておきました。

問題のシリコンオイルは前述したウェイビックでシリコンオイル50000番っていうのを買ってみました。
スゴイ粘度です。注射針21番では吸い上げ出来ませんので、針を外して吸い上げました。
見にくいですが、針の先にオイルが垂れています。粘度が非常にあるので垂れ落ちません。

実際に針の中空ガイドボルト外して見えるシリコンオイルも同じようなものですので、二発さんの言っていた80000番辺りでも良いのでは、、、
とにかく、粘度はかなりあります。

で、この粘度では横穴から注油するのはかなり難しいのが分かりました。
横穴の寸法に合わせて注射針を更に細くすれば、オイルを針先から出すことすら難しいと思います。
とりあえず、ガイドの中空ボルトの中に注油して組み立ててオイル壺の中にオイルを送り込みましたが、こうするとガイドの中のオイルが抵抗となって針の戻りが遅くなってしまいました。
ある程度重力でオイルが落ちたところでガイドはパーツクリーナーで洗浄してガイド内にはオイルは無いようにしました。

これだったら注射器はいらなかったかも、、、注射器使うなら直接オイル壺の辺りに垂らしてみても良いかもしれません。
シリコンオイルを使用した量は極々少量です。元々漏れた形跡もなかったので、あえて控え目の1滴程度としました。

組み立てます。
パネルは前回破壊した51Lの方がキレイ（白赤の２色パネルだし）なのでこちらを使用。
針を止める位置はストッパーの逆位置で取り付けてから、針を折らないように曲げてストッパーをジャンプさせました。
たぶん、位置はこんなもんでしょう（適当すぎる、、、）
トリップメーターも戻すのは簡単でした。

とりあえず、針の動きを見てみます。
ちょっと軽いような気がしますが、、、、まあ大丈夫でしょう。
　↓

とりあえず、完成しました。
カバーをカシメてしまうと、補正する時に面倒なので仮カシメで走行してみました。

結果、とりあえず針が揺れることなく直ったと思われます。
高速域の指針確認が出来なかったので、近々6000rpmで100ｋｍ指針出来るかなど確認しておきたいと思います。
あとはある程度距離走ってみて問題ないかですね。

とりえあえず、うまくいったような。。。。。maybe

ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、私が昔からやっている方法を紹介します。

メーターを電動ドリルドライバー（充電ドライバー可、正転しか出来ないドリル不可）につないで逆転、つまり時計と反対回りに回して指針をみます。
画像のドリルドライバーの回転数650rpm/m,JIS規格で二輪の場合60km/1400rpmですからこの場合27.8kmを指していればOK、ということになり、ほぼ合っていると思います。
高速回転出来るモーターがあれば高速域のチエックも出来るのですが、手持ちではこれが限度です。

じつは昨年、私のRZRも100kmオーバーで針踊りをし始めましたが、分解出来てもきれいに組み立てる自信がなかったので、専門業者に頼んでしまいました（＞＜）
(愛知県)