RZ250R−踊る大捜査線ではなく
踊るメーター修理 その2


あらためて補修に挑みました。。。


 以前、ネット情報を元(バイク スピードメーター分解)にメーターを分解出来るところまで分解して、針の根本にオイルを注油し直ったかと思ったスピードメーターでしたが、結局はちゃんとした速度を指さない(誤差が出る)ために失敗に終わった。
 
 2号機に付けた1KTのスピードメーターも走行後しばらくして同じように異音と針が踊るようになってしまったので、保管していた見た目の程度は良い51Lのスピードメーターをつけたが、これもまた同じようにしばらくすると針が踊りだしてしまった。 オイオイ
 
 針の異常はダンパーオイルの切れが原因らしいが、今回は程度の良い保管メーターでも同じようになってしまった。

 メーターの長期保管品はダンパーオイルが固着するか流れ出るかの何らかの要因で、指針異常が出やすいのかもしれません。

 さすがに手持ちのメーターがもうありません。ヤフオク中古を入手しても同じようになりかねないので、再度この2個のメーター修理に挑むことにしました。
 
 分解方法や故障部位へのアプローチは上記リンク等の検索サイトで事細かに載っているので割愛します。

 画像は針を抜いて補修失敗したメーターの画像を一部使っています。

 針が踊るのは赤囲み部のナットを外した内部のダンパーオイルの切れが原因らしいのですが、ここにアプローチするまでに針を抜くと、戻す時も絶妙な元の位置に差し直さないと指針がちゃんと出ません。

 また、本当の修理でプロが注入するのも絶妙な粘度のシリコンオイルだそうです。

 今回はとりあえずになってしまうかもしれませんが、出来る限り簡単な方法で修理してみたいと思います。
 

 異音はメーターケーブルから受けるギア部分(赤囲み部)のグリース切れですので、ここに注油します。

 洗浄して汚れたグリースを除去した後にグリースを注しますが、このギア部、分解した2個のメーターともカラッカラに油分に無くなっています。

 また、画像は残していませんが、メーターケーブルが差し込まれる部分も動きがシブければ、クリーンナップとグリース注油しておきます。

 これで異音はほぼ無くなるはずです。

 続いてメーターの針の部分ですが、針は抜きません。

 針を抜かずにメーター板など周りが汚れないようにティッシュで保護しつつ、針の根本にシリコンスプレーを流し込みます。
 根本まで流れたかなと思うくらいスプレーします。

 周りに飛び散ってしまったシリコン分は丁寧に拭き取ります。

 

 これで組み立てて走行!
 1KTのメーターも51Lのメーターも、、、、、、
 異音も消えた!針の踊りも無くなった!
 針の指針に関しても針は抜いていないので、針もユラユラすることなく正確に指針しています!

 シリコンをスプレーするだけの安易な方法なので長期はもたないかもしれませんが、私の思った感じで長期保管で内部のオイル分が固着してしまっている感じです。それをシリコンスプレーすることで潤滑させて元の状態に戻す感じではないでしょうか。

 針を抜かないリスクの少ない修理法ですので、まずはこれで試してみて、それでもダメなら針を抜いてみての補修をしてみるのが良いのではないでしょうか。


 とりあえず、2回目のトライ!!!今回はうまくいきました!!!!

 なお、メーターを長期保管する際には画像のようにガラス面を下にして保管してしまうと針のダンパーオイルが流れやすく、故障の原因になってしまいます。

 保管の際はガラス面を必ず上にして保管するのが良いです。

NGな保管方法


更に2016年2月末追記

 直ったと思ったのですが、、、、、、
 数回走行したらまた針がユラユラと揺れだして、、、、、、、、、、グルングルンと回って結局ダメでした。

 簡易的な補修ではダメですね。根本的に原因(シリコンオイル切れ)を直さないといけないようです。
 また、チャレンジします!!!!!

 色々やって、最後は指針の問題もなく直りました。

 コンテンツはこちら! 第三回


おしまい




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