RZ250R−2号機10000km走りました

あっと言う間に10000km!!!

   2015年12月に完成した2号機、ロングツーリングの回数はあまりなかったものの、毎週末の横浜の実家パトロールやたまにの峠走りや釣りで2017年5月19日で完成後10,000km超えました!!
 自分としては一人では車に乗らずバイク(RZR)に乗る主義なので、まあまあ良いペースでの10,000km到達でした。

 この2号機、何回か書いてはおりますが、足回りは3HM17インチではありますが、キャブ&マフラーの吸排気はノーマルです。
 今回、10,000km乗ってみて、ちゃんと組んであげればノーマル風仕様でもRZRは十分楽しめることを再確認出来ました。
 この10,000kmは初期のセッティング以外はほぼノントラブル!!30年前の単車でもレストアとしっかりとしたセッティングをすれば、何も恐れることなく走ることが出来ることが証明出来ました。

   何も恐れることなく、、、、これはやはりノーマルエアクリーナーの恩恵が大きいですね。当たり前ですが、季節にかかわらずノーマルキャブのノーマルセッティングでまったく問題なく走れました。
 パワーフィルター仕様だと結構季節間の影響は大きいです。まめにセッティング変えるならいざしらず、不精な私ならば許容度の高いノーマルエアクリーナーな良いのかも?
 1号機はTMX30だけどこっちもエアクリーナー仕様にしちゃうか!?エアクリのジョイントも新しめで柔らかければ、TMX30でもイケるらしいし、、、、、

 また、ノーマルマフラーにおいても10,000rpm位までは何とか回るが、実際は9000rpmでパワーも頭打ちな感じだけど、7000-9000rpmを意識して走れば峠も十分楽しめます。
 何と言ってパワーバンドではチャンバーの音を感じつつ、低速ではとてもジェントルな静かさ!
 これに慣れてしまうと、、、、、、ノーマルマフラーも捨てがたし!です!

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ASウオタニ AS UOTANI/SPII汎用ハイパワーコイル 汎用
 また、機能部分に関して言えば、電装ハーネスの引き直しとウオタニSP-2点火コイルによ電装系強化、TZM50のリードバルブによる吸気効率アップ、リヤサスYSS、フロントWP&ABSO-Rによる足回りのポテンシャルUPが結構効いていると思います。

 どうしても乗りっぱなしの車両は電装系の劣化が目立ちます。カチカチに硬化したハーネスですとショートする可能性もあります。電気は血液みたいなものですので、社外ハーネスにするか自分で引き直すなどして、サラサラと流れるようにしてあげたいところです。
 また、点火チェックでの火花もノーマルコイルですと弱さを感じます。ウオタニコイルは点火力はかなり上がりますので、バイクを動かす上での重要事項「良い火花」が得られて、低速から力強さを感じることが出来ます。

 TZM50のリードバルブASSYへの交換も吸気効率が結構UPするので、ノーマル250Rでは顕著なパワーバンド前(5500rpm位)のトルクの谷もだいぶ緩和されます。トルクも上がりますので、登坂でのギヤdownさせることも減ってきます。劇的ではないですが、少な目の費用で効果が体感出来ます。

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YSS ワイエスエス/MONO LINE リアシングルショック 【MZシリーズ】 MZ366 RZ250/R/RR
 走行面で言えば、やはりYSSへのリヤサス交換が効いています。ノーマルのサスペンションはまずダンパーが抜けてます。これですと走ることは出来ても、走行面での楽しさは半減、、、、と言うより危ない。
 自分がYSSのサスに交換してまず思ったのが、コーナーリングでフワフワとはらんだりしてビビることが無くなったことですね。乗り心地もそうですが、安全面での効果もリヤサスがちゃんと働いていると高いです。
 今までの社外リヤサスの選択肢ですとオーリンズやWPなど、、、結構高価な物しかありませんでしたが、YSSサスペンションの登場でだいぶリーズナブルになりました。性能面では上述のメーカー品に劣る部分もあるかもしれませんが、ストリートでは十分な性能だ思います。


 こうリファインしてみて、かつて初めて買ったRZR-3HMノーマルでは、テクが未熟だったこともあったかと思いますが、この2号機より楽しくは走れなかった気がします。2号機は街中乗っても、高速走っても、峠走っても結構楽しめます。。。レストアと言ってもちょっとモダナイズなことをすることにより、当時より気持ち良く乗ることが出来る可能性があると思います。

 ボチボチ、、、、調子の悪くならないうちに次のプランを考えたいところですね。まずは新しいレストアエンジンに積み替えちゃうか?とりあえず腰上OHするか、、、、どうしようかな?と考えているうちに距離が伸びて行くのだろう 笑!

  社外チャンバーも楽しいが、、、
ノーマルマフラーも十分楽しめるんだなと思う
48歳の5月!!!






7/29追記
    7月の福島3ラインツーでは大雨に降られたのだが、おかげでRZRも結構汚れたので、ここでリフレッシュ!
 
 リヤ周りを全バラ、グリース切れしている部分はなかったもののリンク周りも結構汚れがついていたので、これを落として新規グリース塗って組み立て!

 ついでに車高も極僅かですがケツを上げ気味にしたかったので、車高調1回転分のサス長を伸ばしました。寸法で5mm位か? 車高調のある社外サス(YSS)はこういった調整が簡単で良いです!

 また、3ラインツーでの大雨でガソリンタンク内に雨が侵入してしまったようです。キャブフロート内の水が入ってしまったガソリンは捨てましたが、まだタンク内も怪しいので水抜き剤入れてしばらくリザーブで走って方が良い感じです。
 
 なお、リザーブに滅多にすることなくいつもオン状態で走っているとガソリンタンク底面に水分が溜まりやすくなります。たまにはリザーブにして底面のガソリンを抜いてあげると良いと思います。
   
 ノーマルマフラーも結構カーボンとオイルでギトギトなっていたので、インナーパイプはバーナーでカーボンを焼いてから金ブラシで清掃、サイレンサー部は内部にこびりついたスラッジは大型マイナスドライバーで削ぎ落してあとはボロタオルでギトギトオイルをふき拭き取りました。

 ノーマルマフラー内部も隔壁のパイプが2本入っているので、棒形状の金ブラシでカーボンを削ぎ落しました。
 ヤマハ純正赤缶を使っていたので、カーボンの付着はそれほどでもなかったのですが、やはり10,000kmも走ればそれなりにカーボンとオイル汚れはついてしまいますね。
 これくらいの距離で定期的に清掃は必要な感じです。今回はあまり大げさにはやりませんでしたが、出来れば洗浄剤漬けたりしてキレイさっぱり出来るのならやりたいとこです。。。

 なお、まったくノーメンテナンスのノーマルマフラーならカーボンオイル汚れで詰まって性能劣化も十分考えられますね。メンテしたことない方は一度サイレンサー分解して状況確認してみては!?

 リヤ周りとマフラーの作業でしたが、灼熱の中の作業で
フラフラしながら半日掛かってしまいましたけど、、、、
ちょっとリフレッシュしたので、また気持ち良く走れます!!



おしまい




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