出先でのトラブル対処

 30年以上もRZRに乗っていたら、色々なトラブルに出会いました(コケて壊れたのはRZRのせいではなく私のせいだが.....)。
 特にツーリング先など、
遠方で故障した場合でも、放置しないで出来る限りその場で直しています。見知らぬ土地で放置すると、ハゲタカ(パーツ泥棒)や、(車両泥棒)がいつやって来るかもしれなので、置いておけません。

 なお、どうしても走行不可の場合、
勇気を持って近所のお店や警察署にお願いして安全な所に置きましょう。
 警察署や葬儀屋や釣具屋など管理人は実績あります(笑)。

 下記には、今までに起きた出先でのトラブルで一旦は走行不能?になったもの中から、その時の対処を書いております。
ベストな対処ではないかもしれませんが、ご参考にして下さい。
 いつか、役に立つものがあるかも!!



症状 その対処方法
@コケてタンクに5ミリほどの穴が空いた(-_-;)  コンビニで石鹸とガムテープを購入し、石鹸を柔らかく粘土状にして、タンクの穴を塞ぎ、脱落防止にガムテープを貼って対処
 穴の空いた場所はタンク上の方で、そこまでのガソリンは捨てました(対処するまでに流れていってしまいました)。

※箱根→世田谷、無事生還(^O^)/ 
 ガソリン漏れも無く石鹸の脂肪分?が固まってガソリンを止めたようです。

 昔からある応急措置方法だそうです。

Aクラッチワイヤーやアクセルワイヤーがタイコ部で切れた(-_-;)


応急補修キットも売っているのを見かけます。クラッチワイヤーのみのサイズが多いと思う。
 アクセルワイヤーのタイコの根元で切れた場合、アジャスターを外してワイヤーを結んで団子を作りスロットル引っかける2022年11月のツーリングで管理人がお借りしたRZRで実践して全く問題なく走行出来ました。

 
アクセルワイヤーのタイコ部の根元で切れた場合、釣具店でガン玉(釣りのオモリ)と瞬間接着剤を購入し、タイコ代わりにガン玉をはさんで接着して対処(ワイヤーのアジャスターはゆるめる)。
※館山→横浜、無事生還(^O^)/ 

 2003年9月のオフ会では、
アクセルワイヤーが切れた方がいたが、ステンの針金を持ってきていた方がいたので、ステンの針金とアクセルワイヤーを結び、針金をリング状にしてそれを手で引っ張るって方法を取りました。応急処置としてイイ方法だと思いました。


 2004年11月の火曜定休倶楽部ツーリングでは、切れかけたクラッチワイヤーをボルト&ナットではさみタイコ代りにしてしていました。
 加工もほとんどいらず良い方法
だと思います。
B高速走行中にセッティングミスで片肺が焼き付いて(だきついて)、エンジンストップ(-_-;)  プラグ穴より、2ストオイルを数滴垂らしてクランキングさせて、オイルを馴染ませてから、エンジン再始動で対処。
 
抱き付いた原因はセッティングが薄すぎたことでした。機関上の問題で抱き付いた訳では無かったので何とかなりました。
※小田原→横浜無事生還(^O^)/  


 すでに抱き付いているの走行はエンジンの状況を確認しつつ慎重に行うこと。無理をすると更に深刻なダメージを負う可能性もあり。

Cセッティングミスにより、高速走行中に、デトネーションで片肺のピストンに穴が空いて、エンジンストップ(-_-;)  Bと同様の対処をしたが、ピストンに穴が空いているので、エンジンはかかったが、片肺(125cc)のみ。
※小田原→世田谷なんとか生還(-_-;) 125ccだと負担も多く、発進・登坂時に水温急上昇!スピードも60キロ程度しか出ませんでした。
 ピストンに穴か空いた方は燃焼しないので、時折チャンバー内で生ガスが不等爆発してポンポン言ってました。
 
 すでに片側のピストンに穴が空いているので、エンジンの状況を確認しつつ慎重に行うこと。無理をすると更に深刻なダメージを負う可能性もあり。


D走行中突然、水温上昇!止まってみたら、ミッションブリーザーより、乳化したオイルが噴いていた(-_-;)  ウォーターポンプシール部の劣化により、クーラントがミッションオイルに混入する、RZRによく起こる症状。場所が山中だったので、湧き水をGETしてクーラント代わりに入れて対処。

※富士山五合目→横浜無事生還(^O^)/ 途中、水温上昇により再度水を入れた。
ミッションオイルの機能も低下しているので、スピードは全然出せません(出してはいけません)。帰宅後はすみやかに腰下分解して、洗浄とOHしました。

Eコケて右側クランクケースカバーにヒビが入り、オイルが漏れてきた(-_-;)  バイクを左側に傾け、オイルを漏れてこないようにしてから、油分を拭き取ってガムテープを幾重にも貼って対処
※伊豆→横浜無事生還(^O^)/


F走行中、チェンジペダル止めのクリップ外れ、ペダル脱落(-_-;)  クリップは当然見つからなかったので、クリップがはまる溝に針金を巻き付けて対処。
※箱根→横浜無事生還(^O^)/


G立ちコケでクラッチレバーが根元から折れた(-_-;)  わずかに引っ掛ける部分が残っていたので、そこにメガネレンチを当ててガムーテープで巻いて、レバー代わりにした。
天城→横浜無事生還(^O^)/ 雑誌にも良く出ている対処法。GOOD!

HFフォークオイルシールの劣化によりオイルが漏れてきた(-_-;)。
 ブレーキ関係にオイルが付くと危険なので、フォークにタオルを巻いて対処。パーツを入手するまで、200kmほど走ったが特に問題無し。最後はだいぶタオルがオイルで汚れましたが...


画像:レプリカ世代様寄贈

ICDIが壊れて、エンジンが止まったかと思えば、またキックすれば掛かる症状になった。
 不調CDIの応急処置として、上部に棒をかませクランプなどできつく締めると復活する?とあります。(CDI不調の原因は内部基盤の接触不良で、きつく締めることにより解決するのか???)  あくまでも、次のCDI入手までの応急処置のようです。
 


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