RZ250R−踊る大捜査線ではなく
踊るメーター修理


画像でメガネが外しておいてあるのは分かりますよね? 老眼なんです。。。。。涙

 走行中にスピードメーターの針がフワフワと踊るようになってきた。それに併せて速度に比例してキュイーーーーンとギアノイズが出るようになり、次第にその音も大きくなってきた。
 早速、まずはグーグル先生に聞いてみよう、、、、、「バイク スピードメーター異音」。
 どうやら、針の異常はダンパーオイル切れ異音は駆動ギアのオイル切れのようだ。いずれにせよ直すにはメーター分解した方が良さそうだ。
 もう一度グーグル先生に聞いてみる「バイク スピードメーター分解」。

 本当に便利な世の中になったもんである。作業方法含めて全て解決した。あとは実践あるのみである。
 分解方法や故障部位へのアプローチは検索サイトで事細かに載っているので割愛します。
 針が踊るのは矢印部の中にあるダンパーオイル切れで発生するそうです。
 この真鍮ボルトを外すと内部が見えますので、ここにオイルを注します。粘度が微妙なようで硬すぎても柔らかすぎてもダメらしいです。
 使われているのがシリコン系のようですが、手元にあって粘度も丁度良さそうなワイヤー注油用のフッ素グリースを注しました。(ここで適当なグリースを注してしまうのが素人整備であります。。。汗)

 異音はメーターケーブルから受けるギア部分(矢印部)のオイル切れですので、ここに注油します。洗浄して汚れたグリースを除去した後に粘度のあるチェーングリースを注してみました。
 組立てで問題になるのはスピードの指針が狂わないように針の位置をちゃんとまた同じ位置で合わせられるかだと思います。
 分解時に針のストッパーも外してどこで針が止まっているか確認して同じ位置で止め直します。
 左画像は分解時にストッパーを外した時に撮った画像です。この位置で針を取り付けて、またストッパーを取り付けました。

 これで組み立てて走行!

 異音も消えた!針の踊りも無くなった!

 針の指針に関しては、他の車両と併走してスピードを測れれば確実ですが、走行後確認で違和感はないので、まあうまくいったのではと思っております。
 素人の整備ですので、これでどれだけ持つかは不明ですが、本来交換すべきパーツがこうして延命出来たのですから、うれしい限りです。

 直せるならば、とことん直して使う! これが出来なければ旧車乗りはお金が掛かってしまってしょうがないです!

 とりあえず、今回はうまくいきました!!!!(もちろん、うまくいかないでゴミとなり捨てることもありますよ。笑)



おしまい   と思ったのですが、、、、、、、

2015年2月追記

 その後の走行で、100kmくらいまでなら指針に違和感もなかったのですが、100km以上で明らかに実速表示に足りていない感じ、、、、
 ちょうど本屋で立ち読みしたMOTO MAINTENANCEスピードメーターの確認でスマホのアプリを使う記事が載っていた。
 
 早速、アプリ検索「スピードメーター」、、、、、、色々ある!どうやらスマホのGPS機能を使っているらしい。
 240km表示とかデジタル表示とか色々無料でも種類がある。見た時の比べ易さで180kmまで測れるタイプをダウンロードしてみて使ってみた。若干、タイムラグがあるもの、巡航しながらであれば測定出来る。

 やはり100km以上で表示誤差が出ているようだ。。。。
 ダンパーオイルの粘度か?針の刺し戻した位置が悪かったか?いずれにせよ、完全には直っていなかった。
 ここからの補正はちょいと時間が掛かりそうなので、未来への先送り(笑)として予備メーターに付け替えました。。。。Orz

 修理はやはり奥が深い。。。。そして、今のスマホの機能は本当に捨てがたい!! 



更に2016年2月追記

 レストアした2号機のメーターでも同様の故障が発生し、再度、再々度修理に挑みました。

 色々やって、最後は指針の問題もなく直りました。
 コンテンツはこちら! 第二回、 第三回


おしまい




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