MY−RZR 2012年仕様
前回、大幅にイジったのが2006年でした。 その後は微々たる変更はあったものの、このTZシングルシートのルックスが気に入ってしまい、ずーっとそのまま乗ってきました。今回は、以前よりやりたかった前後ともウェービングディスク仕様にすることにあたり、大きな変更はないもの2012年仕様として少々変更しました。 改造コンセプトは「実際はそうなっているかはどうなんでしょう?」ですが、今以上の乗りやすさとシンプル及び軽量化です。 |
まず、フロントのウェービング化にあたりフロント周りをTZR(1KT)に変更しました。 ステムシャフト打ち替えとハンドルストッパーの高さが引っ掛かるくらいの微妙な高さだったので、ノーマルのストッパーは削り落として新設しました。 加工は自分には無理なのでUPS-TAKUさんにお願いしました。 フォーク径も今までの35パイから39パイへとかなり太くなり、走行すると剛性感も結構感じます。 フロントのサスペンションの具合について、装着前から車重が1KTは軽いので、RZRでは柔らかく感じてしまうのではないか?とのご意見もありましたが、中古のヘタりも加味されて、プリロード最強でも1Gの沈み込みが結構大きく全体的にも柔い感じでした。 しかし、その乗り心地は以前の仕様がキャスターが立ち過ぎていたせいかもしれないですが、とてもニュートラルで気持ち良く走れました。 ただ、路面が悪かったり中途半端なブレーキングをするとフワフワとサスが踊ってしまったので、WP製のフォークスプリングに交換しました。購入はWeb!keでしましたが、在庫無しで1.5ヶ月ほど待ちました。 WP製は純正の長さ調整のカラーを使用しないので、その分スプリング長が長いです。またスプリングが不等ピッチなので性能は、、、私ごときには分からん。。 とりあえず、目指していた若干のスプリングの硬さは得られたので、ノーマル装着状態より良い感じにはなったと思う。 フロントブレーキディスクの変更はこちら参照。 この変更はフロント周りの重量的にも前回のキャリパーサポートを使用したダブルディスク仕様と比べ、乗って分かるくらいフロントが軽くなった気がします。実重量は思ったほど軽くはなっていないと思いますが、それだけバネ下の重量は大切かってことだと思います。 今回、大きな変更としてTZR(1KT)のフロント周りに交換しただけですが、自分的にはかなり乗りやすさが改善出来たと思います。 今までの仕様でちょっとアンダーの傾向があり、ハンドルをこじる感じで曲がっていましたが、それには大きな疑問を抱かずに「こんなもんだ」と思って乗り続けていました。 たまには、自分の仕様がベストな状態か?を確認するために、こんな風に仕様を変えたりセッティングを見直してみて確認するのも大切なことだとあらためて感じました。 ホイールに関してはフロントホイールは入手時に白色のキレイなのが付いているのを狙ってヤフオク購入したので、タッチペンでの補修程度しかしてません。 リヤホイールも白色のをヤフオク購入しましたが、この17インチのリヤホイールは汚れやすくとてもそのまま使用なんて出来ません。 鋳物肌のブツブツに汚れが付きやすいので、これをペーパーでならすついでに下地作りして、自分で塗装しようと思いイサム塗料のウレタンホワイトを購入しましたが、2012年の今では地元杉並区の住宅地では塗装するにも近所の目が厳しすぎる状況になってしまいました。 ちょいと塗装出来る場所まで遠征して野外塗装するにも季節的にも寒いので条件が悪くまた時間的余裕も無かったので、車の車検を出している整備工場に無理にお願いして塗ってもらいました。 私:「バイクのホイール塗って欲しいんだけど、、、」 工場長:「外注だけどパウダー塗装なら塗装欠けも少なくて良いよ!これで良いかな〜?値段出すよ!」 私:「え〜っと、そんな上質のじゃなくてウレタンでいんですけど、、」 工場長:「ウレタンだと石跳ねですぐ塗料欠けたりしちゃうよ〜」 私:「欠けたらタッチペンするし、バイクは眺めて見るものでもないから、、」 私:「白い車の板金塗装が入ってきた時に、その白色でいっしょに塗ってくれれば良いですけど〜」 工場長:「マジで〜!!なんかプロの仕事って感じじゃないよね〜!」 私:「そこを何とか〜m(__)m」 、、、、、ってなやり取りで嫌な客にはなってしまったけど、車買ったり車検もお願いしているので、まあ薄礼でやっていただけました。 これで前後ともピカピカの白色ホイールになりました。白はキレイな分、汚れが超目立ちやすいです。まあ、汚れが気になる分すぐ清掃したくなるので、これはこれでまあ良いか! リヤホイールは鋳造肌をペーパーでならしているので、汚れがこびり付かず拭けばすぐ落ちるのでGOODです。 |
エンジンは29Lベースから予備で持っていて以前フルオーバーホールしてそのままだった51Lベースの物に載せ換えました。 仕様は一次圧縮UP、0.25OSピストンでポートも素人加工ながらイジってあります。リードバルブASSYはTZM50、キャブはTMX30です。 キャブレターは今までノーマル一筋でしたが、この度憧れのTMX30をヤフオクで中古入手しました。。。。。買ってから言うのも何ですが、中古キャブは色々あるので買われる方は高いですがよほど格安でない限りは新品購入をお薦めします。 TMX30は当初はミハラスペシャリティーから350R用パーツで発売されたものでありますが、装着してみて250Rとの相性も悪くはないですね。 大径化した分、流速が遅くなり低速域が悪くなるのかな?と思いましたが、ほとんどそんなことありません。全体的にトルクが上がるような感じで、、、、高回転域ではキャブの大径化の本領発揮でグワっと吹け上がっていきます!! チャンバーとの相性もあるかと思いますが、250Rだからと言って気負いするパーツではないと思います。 ただし、RZRオーナーの皆さんの話を聞くとストリートならTMX30よりPWK28の方がセッティングの楽さもあり使いやすいなんて話も聞きます。 管理人的には長年溜め込んだミクニのジェットが大量にあるのでミクニ(TMX30)以外の社外キャブの選択肢はありませんでしたが、、、、 |
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チャンバーは以前取り付けていたミハラスペシャリティーの250R用クロスチャンバーを装着してみました。このチャンバーは性能面では気に入っているのですがバンク角がないです。 乗り方にもよるのでしょうが、特に左側がきついですね。内側に追い込んで取り付けようとするとサイレンサーとスイングアームとのクリアランスもなくなっちゃうし、、、 バックステップも以前取り付けていたマックレーンに戻しました。このステップはブレーキのレバー比がとても悪いです。ブレーキの効きがノーマルよりかなり悪くなります。 マスターシリンダ径を大きくしたり、キャリパーを交換すれば効きも改善出来ますが、普通はボルトオンでどうかですから!そこまでしませんよね。 効きはBAD FEELING!!なんですが、 ノーマルプレートの上からも装着出来る(タンデム可)のがメリットです、、、、しかし、当分タンデムする予定もないけど。 タイヤは当然前後TT900GP(バイアス最高峰)です。近所のエムシータイヤランド杉並店で交換してもらいました。 |
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コックピット周りも今回はとてもシンプルです、、、、って言うかTZR(1KT)のフロント組んでそのままです。 ハンドルやその高さもTZR(1KT)の純正のまんま(スペーサー有り)で、ポジション的も低すぎず高すぎずでハンドルの切れ角もタップリあり、ばっちりなので特に変更していません。 今回は装飾パーツは全体的にもあまり取り付けずシンプルに作ってみました。色々社外パーツや装飾パーツで飾りたいと思う時もありますが、今回はその逆の気分だということです。 フロントのマスターシリンダは車種不明の5/8インチ別体式を付けていますが、シングルキャリパーに5/8インチはタッチが硬過ぎですね。そのうちにマスターはNSR用の14mmに交換するかも。 キャブをTMX30にしたのでアクセルホルダーもTZR(3XV)の物にしてハイスロにしています。 |
大した変更でないが、その乗り心地は軽やかかつ安定感も有り、とても気持ち良くなった。 しばらくはこの仕様で駆け抜けよう!!! |
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